エフェクターとは-GT-10B搭載エフェクト-ENHANCER-

 


BOSSから発売されているベース用マルチエフェクターGT-10BにはCOMP,PREAMPなどの基本的なエフェクトは勿論搭載されているのですが、それ以外のエフェクトもFX-1,2という名称で、全29種類がセットされています。

ここではその29種類のエフェクトの中から、ENHANCERを解説していきたいと思います。

なお、以下は全て私の個人的な意見感想ですので、あくまでも一つの考えとして捉えて頂きたい次第です。

・ENHANCER

エンハンサーというエフェクトは、音色の入力レベルの変化に対応して音の立ち上がりを強調することでその入力音を輪郭のはっきりとした音に「加工する」という役割を持ちます。

イコライザーはその周波数を常時つかさどり、その周波数の波形を編集する役割を持つのに対して、エンハンサーはその周波数を持った音色が入力されたときに限り、指定した周波数の音を付け足す役割を持っています。

ですから「エフェクト」という範疇の中でもかなりエフェクティブな、ある意味「ズルイ」エフェクトだなと感じましたね。

使ってみると解ると思うのですが、確かに音の輪郭はハッキリするし音のエッジも立ってくるのですが、若干嘘っぽい音色になってしまいますね。ですからイコライザーやコンプレッサーを使う時と同じような目的で使う事を私はしません。

さて、GT-10Bに搭載されているエンハンサーには5つのパラメータが搭載されているのでそれらを解説しましょう。

・Sens

この値を大きくする事でエフェクトのかかり具合が強く、強くピッキングをしなくてもエフェクトがかかります。

・LowFreq

低音域にかかるエフェクトの周波数帯域を設定するパラメータです。私はこのパラメータは常に標準値ですね。

・LowLevel

低音域にかかるエフェクトのレベルをつかさどります。あまり強める必要はないように思えますね。

・HighFreq

高音域にかかるエフェクトの周波数帯域を設定するパラメータです。強める事でエッジが立ってきます。

・HighLevel

HighFreqと同様、この値を大きくする事でエッジがたち、くっきりとした輪郭を持つ音色に変化します。

エンハンサーはある意味化学調味料のようなものという例えをしておられる方が時々いらっしゃいますが

確かにその例えの通りで、強くかけすぎると素材の味(ベースの原音)の良さは確実に失われますね。

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